なつかノート

日々を丁寧に生きる人の考察メモ

Quo Vadis(クオバディス)

Quo Vadis(クオバディス)の Notesを8年使い続けています。最初に知ったきっかけは雑誌で紹介されていました。

手帳のスタートが早めで明日から使えるのでご紹介します。

 

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クオバディスは種類が多いのですが、このExecutiveの正方形の手帳が私には丁度いいです。ちなみに写真は全てリフィルだけになっており、外身は数年前に買った紫のものを使い回しています。

 

中身ですが、仕事している人でなければ不要だというくらい細かいです。

 

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基本的にはフランス語と英語表記ですが、日本の旗日についてはJapanese Editionであれば書いてあります。(昔、東急ハンズで買おうとした時にJapanese Edition以外も売っていてややこしかったです)

 

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Executive Notesはこのアイボリーの紙が暖かみがあり落ち着いていて好きです。左側は月から金までが細かく1時間刻みで予定を書き込め、右側のNote部分が多いので私には重宝しています。

 

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最近は他の手帳でも増えてきましたが、右端の点線を毎週切ることですぐに今のページが開けるのもお気に入りのポイント。ただ、最初の方のページはよく触るので端が汚れてきますが。

  

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また、全然参考にできないのですが、ワインチャートが着いているのがフランスっぽく、Executiveらしいですよね。

 

私の普段の使い方はボールペンで確定した予定を書き込み、シャーペンで実際の作業を書き込み、何をいつやったかという記録としても使っています。またToDoリストは右側のNote部分に書き込み。例えば

 

□ ~×日 ドキュメント提出

□ ××社に検証を依頼

 

など、前に□を書いて、終わったものにレを入れて使ったり、予定側に詳細が書けない時にNoteに記述しています。

すごくありきたりな使い方ですが、そういう使い方をしたい方には本当にオススメです。

 

 

 

噂話や裏話をしてしまうとき

先日、後輩と食事をしました。

たまたま他のメンバーもいなくて、二人でさらっと飲みに行ったのですが、そういう時って共通の知り合いや自分の身の回りの人の噂話とか裏話ばかりしてしまいますね。

自分の知っていることを「こっそり」共有したい、というような。

悪口とまでいかなくても、自分だけが知っていることなどを話してしまいます。

きっと、そういう噂話や裏話を共有することによって、自分は傷まずに相手と仲良くなれると思うからなんでしょう。たしかに、後輩と仲良くなったと思います。

 

でも、変なこと吹き込んじゃったなぁと反省するわけです。

日本のデザインミュージアム実現に向けて展

 

企画展「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」

 

に先日行ってきました。

入場料は現地で見て、自分の中で消化して、こうやって文章にするところまでを含んでいると考えているので、早くアウトプットしようと思います。

特に、この展示は写真撮影が禁止だったので、紙のメモしかありません。自分の中で消化するどころか、昇華していってしまうので急いで書きます。

 

日本のデザインのアイデンティティ

日本のデザインには流れがあり、それが年表として表示されていました。

想像しやすいものとして、「素材」「空間」「わび、さび、すき」など独特の孤独感でしょうか。

そこに近年ではシステマティックさなどが加わってきているというのも頷けます。

2008年に追加されたのは「心くばり」。また少しほっこりとした空気が日本のデザインには必要になってきているのかもしれません。

 

とはいえ近づかずに見ていたのでもしかしたら展示したかった趣旨とは違う感想を抱いているかもしれませんが。

 

CREATING ZONE

今までの色んな展示を4つに分けてサマリーを展示していました。

まずはCREATING ZONEの5つ。

 

企画展 「倉俣史朗とエットレ・ソットサス」展

「夢の友愛」という垂れ幕があり、二人の作品の一部が展示されていました。

全く違うデザインをする二人なのですが、一緒に展示すると相性が良いんだろうと思います。

展示してる時に見られたら良かったなぁと思いました。

 

企画展「田中一光とデザインの前後左右」

「デザインは十字路に立つ」という垂れ幕があり、なんのことか最初分からなかったのですが、永遠と刹那、雅と俗、東と西、と、このように両極端にあるものの中のどこに行こうか十字路で見渡す、ということだと分かってぐっと惹かれました。

 

LINKING ZONE

日本の伝統を感じさせる展示エリア。

「食・住の気品」の垂れ幕の下にあった駄菓子とお麩の郷土品が可愛らしく、本物を見てみたいと思いました。

 

MAKING ZONE

21_21 DOCUMENTS  –  デザインレクチャー3「照明とデザイン」を開催

(↑ブログしかなかったです)

のところにあった、結晶の椅子が簡単なようでやらないことなので面白かったです。

静かなデザインが多くて、この展示も見たら面白かっただろうな、と思います。

 

企画展「骨」展

デザインの骨格

デザインの骨格

 

を以前読んだことがあったので、弓曵き小早舟の現物を見られて感動しました。

唯一見たかったものが見られて感動した瞬間でした。

 
FINDING ZONE

「デザインあ展」

これは実際に行った展示だったので、サマリーに少しがっかりでした。

 

企画展 佐藤雅彦ディレクション 「“これも自分と認めざるをえない”展」

サマリー見ただけでも、なんで見に行かなかったんだろうと悔いが残りました。

色々と自分を見つめ直す方法を示唆してくれていそうで面白そうでした。

 

企画展 藤原 大ディレクション「カラーハンティング展 色からはじめるデザイン」

これも行きました。リーフレットにもなっていたスカイダイアリーが一番いい展示だったのでまた見られてよかったです。

 

 

日本にデザインミュージアムを、が根底にある展示だったと思います。

確かに、クラシックな美術館か個人的なデザインミュージアムしか日本にはないかもしれませんね。

 

個人的には展示の見応えがあまり感じられず、ちょっとつまらない感じがしました。

次の企画展を楽しみにしたいと思います。

The 3 A's of awesome というTEDの紹介

三連休はいかがお過ごしだったでしょうか。

私はほぼお仕事でした。

でも、ネガティブな印象はなく楽しく過ごしました。

 

前向きになりたいときのTEDを紹介します。

 
The 3 A's of awesome - Neil Pasricha - YouTube

どんなにどん底でも、どん底な気分でどんよりとしていたら解決(解消)には随分時間が経ってしまします。

そこで、このTEDは楽しい事を探す簡単な方法をここでは教えてくれているように思います。

純粋な気持ちを保つ事が難しいこの世界はなんて生きにくいんだろうと思いますが、その分、自分らしさを出す機会が多いのだろうと捉えています。

 

海からの贈物

今日は沢山文章をアップできているのですが、それは休暇を取っているからです。

下書きにあった話題についてガンガンと消化していきたいと思います。

 

 

先日、女性誌を眺める機会があり、そこで紹介されていた本に目が向き、すぐに手に入れたくなり、本屋さん2件巡ってもないので、ダメもとで古本屋さんに行ったら安値で売られておりました。今日の世の中って便利ですよね。

 

海からの贈物 (新潮文庫)

海からの贈物 (新潮文庫)

 

 

新しい本ではないので、普段、易しい文章しか読まない私には言い回しがちょっと難しく、読みにくい部類に片足入ったものでしたが、内容が物凄く良かったので書き残そうと思います。

 

この本はとてもよく練られたエッセイなんだと思います。

著者についての詳細な記述もなく、無駄な部分をばっさり削ぎ落としているので、時代を感じさせることもなく、抽象化されているので、日記のようなエッセイとは異なっています。

この抽象化された内容が、国、年齢、立場、全ての女性達に通ずる内容なのでAmazonでの評価も高いんでしょう。

 

1回さらっと読んだだけですが、心に静けさを得られるような内容でした。

日々の暮らしは雑多なことが多く、複雑で煩い。でも、その中で生きなければならないときに、忘れない方がいいものを書き残してくれています。これ以上、細かくこの本についてサマリーを書けるほど、私の読書感想文能力は高くないので、これくらいにします。

 

Webで1ページにまとめられた「生きていくのに~な○か条」みたいなフレーズのページも、さっと新しい空気を取り込めて好きなんですが、さっと心から過ぎてしまうことが多くて、立ち止まれないんですよね。

それに比べて、薄いながらも濃い本になっていると、戻ってこられる良本として捨てられなくなりますね。

 

今度、海に行く時にこの内容を思い出せればいいなぁと思います。

 

言葉遣いについて

最も嫌われる話し言葉(前編) 1位は「…でよろしかったでしょうか?」正しい言い方は? - IRORIO(イロリオ)

 

という記事を読んで「ま、確かに気になるなぁ」というくらいは私の社会人歴が増したのだな、と思いました。こういう現代語のオンパレードでイライラする上司の方もいるでしょう。

 

でも新人さんならいいんじゃないでしょうか?

右も左も分からないのだし。ぜひ、注意して正してあげてください。

 

それより、数年経つのに何も変わってない社会人が問題ではないかな、と。

今までの上司は何していたんですか、という憤りもあります。

 

近くにいる若いコの中にもいます。ですます調すらなくなってしまうコが。

「なつかさん、この書類どうすればいいか教えてくれない?」

みたいな問いかけにびっくりしながらも、注意できずに書類の処理の方法を教えてしまいます。

 

終始きっちりとした言葉遣いも時に慇懃無礼な方向に受け止められると思うので、少し砕けた話し方は必要だと思いますが、気遣いと親しみと敬意とわきまえのバランスを取れないなら、まずは言葉遣いで失敗しないように努力したらいいんじゃないでしょうか。

時に、言葉遣いなんてどうでもいい、とおっしゃる方もいますが、その方以外は未だに気にされるんです。ビジネスで人と関わるなら、簡単なことですから気にしましょう。

 

ということで、これからは先ほどの若いコにも注意していこうと思います。

 

職業について

こんばんは、なつかです。

 
”今日は日曜日。午前中は美容院に行って、午後は整体に行って体調整えてきました”
 
この文章を書いただけで「自分磨きを大事にする独身貴族OL」観が半端ないですね。やだやだ。
 
で、私が何を言いたかったか、というと職業ヒエラルキーのことです。
私は(自分がしてる仕事内容の割には貰い過ぎだと思いますが)まずまずなサラリーマン並の給料を貰っています。
 
そんな私とは異なり、今日行ってきた美容院の美容師さんも整体の指圧師さんもBtoCのお仕事の人達なんですよね。
スーツを着ないで仕事する彼らを職業ヒエラルキーでは下層だと思いがちです。
失礼ながら振り返ってみると今まで私はそういう目で見ていたように思います。
多分、その理由は給料ではなく学歴の線引きなんでしょうね。それなりの大学の人は法人向けのお仕事に就くものだと思っているんです。
ただ人間的には適当にやり過ごすだけの法人向け会社員よりBtoCの我慢強い会社員の方が凄いです。だって、時に現れる変なお客さん相手を対象ににこやかにしているんですよ?道理が通じない相手に対応して仕事しているんですよ?
私には耐えられない。それができるから彼らは凄い。ヒエラルキーとかで線引きして申し訳なかったです。それに気付いたので私は視野を広めていきたいです。
 
ちなみに私の周りはインテリ軍団ばかりなので、そういう専門職の人達が凄いなんていう話題にはならないように思います。
でも、一番お世話になってるのって、そんな皆様なんだって気付いているんでしょうかね。
 
明日は月曜日。またいつものインテリ軍団と一緒に仕事してきます。